1: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:18:07.43

bandicam 2018-08-07 20-26-20-716

 「完全にネガティブ」と自己分析する巨人の小林誠司(29)はある意味、人間らしい人間なのかもしれない。勝負の世界は厳しい。その中でも、一塁にコンバートされたスーパーキャッチャー・阿部慎之助(39)からポジションを譲り受ける形となった小林は、特にシビアな視線にさらされてきたと言っていいだろう。

 決して得意ではない打撃はもちろん、キャッチングやリードに至るまで厳しい指摘を受けた。日本生命からドラフト1位で巨人に入団したエリート。それだけでも注目されるのには十分なのに、顔まで端正だ。だから専門家やマスコミだけではなく、よく野球を知らない若い女性まで、多種多様な人たちが小林を論じるテーブルに着いた。そして、批判し、擁護し、合間に黄色い声援を送ったりした。

 もはや、遠投115メートル、二塁への送球1・9秒の強肩を持つことも忘れられそうなカオス的状況の中で、小林は2014年の入団から出場試合数を伸ばしていった。試合に出られるのはもちろん幸せなことだが、注目度や責任が増す分、悔しさも募っていったに違いない。

 小林はよく練習する選手だ。それも、とても幸せそうに。ロングティーでは遠くに飛んでいくボールを嬉しそうに見つめ、ランニングでは何が楽しいのか、満面の笑みで走り抜ける。苦しくて面白くないはずの捕球の反復練習でさえ、大声を出して笑っている。好きでたまらない野球を思い切り楽しんでいるその姿は最初、曇りのないように映った。でも、今では全く印象が違う。それは、悔しさで埋め尽くされた頭の中を少しでも楽しい、嬉しいに変えたい。ネガティブな自分に負けないように、前に進んでいきたいという必死の姿だ。

 3年前の秋季練習で小林に聞かれたことを今でも覚えている。

「オレ、いっぱい練習してるよね?」

 その日も室内練習場で最後までマシンを相手に振り込んでいたのが小林だった。もちろんだと即答したが、表情を崩すことなく彼はつぶやいた。

「オレはいい選手になれるのかな」

 結果を残しても小林の心は変わらなかったのかもしれない。昨年は2年連続でリーグ1位最の盗塁阻止率を記録。年間の捕逸はわずか「2」。これはシーズン130試合以上に出場した捕手では92年の古田敦也以来の少ない数字だ。打てないと言われながらも、16年、17年と2季連続で規定打席をクリアした捕手は小林だけだ。

 侍ジャパンの正捕手になっても、ゴールデングラブ賞も獲得しても「打ちたいなあ」と弱音をこぼす。それでも「今年は勝負の年」と自らを奮い立たせ、早出のティー打撃を続けている。ボール拾いを手伝えば「こんな選手のために本当にすみません」と、返答に困る冗談を言う。彼は誤解されるかもしれない。でも、いつも感謝の気持ちを忘れず、批判に向き合い、真っ直ぐ自分の仕事と向き合っている。だから、ここまで成長できた。だから、同じように真っ直ぐな人たちの心をつかんだ。

 エース・菅野智之(28)が「熱い男だ」と信頼を寄せる。大リーグ・カージナルスで活躍する元チームメートのマイルズ・マイコラス(29)がジャイアンツで最も印象に残った選手に小林の名前を挙げる。今年の球宴の選手間投票ではぶっちぎりの1位だった。

 阿部という偉大な先輩の背中が大き過ぎるゆえに、彼は自分を責める傾向にあるのかもしれない。チームが優勝を逃し続ける中で、自分の重要性を今一つ信じきれないでいるのかもしれない。だが、そろそろ自分を信じていいころだ。7月27日の中日戦での山口俊(31)のノーヒットノーランも、5日の中日戦でプロ完封で3勝目を挙げた今村信貴(24)の快投も小林の力無しにはあり得なかっただろう。

 何より、6月末から1か月にわたってスタメンを外れた間もベンチの最前列に立って声を出し続け、守備を終えて戻ってくる選手を最初に出迎えた。自分の代わりに出場した大城卓三(25)、宇佐見真吾(25)に自ら歩み寄って声をかけた。試合に出られなくても、チームが勝つためにできることをやり続けた自分を、苦しい時でも好きな野球に対して誠実だった自分を誇りに思っていい。

 自分を信じることができなければ、チームメートに寄り添う余裕が生まれるはずがない。そして、それができれば、配球だって戦い方のイメージだって劇的に幅が広がる。今の小林が大事にしなければいけないのはきっと、目には見えない部分だ。

 チームをけん引していた坂本勇人(29)が、けがで戦列を離れた。その分、誰かがチームを引っ張らなければならない。菅野は日本一のエースだが、開幕からフル回転を続けてきた右腕にこれ以上の負担を背負わせることはできないだろう。

 もはや論理的でないのは承知で断言したい。離脱した日本一の遊撃手の存在感を埋められるのは、日本一の選手しかいない。情報戦の激化によって仕事量が増す捕手というポジションを考えれば、大城、宇佐見との3人体制でペナントを戦うのは当然の流れとも言える。でも、今の巨人を引っ張れるのは小林しかいない。なぜなら、小林誠司は、日本一のキャッチャーだからだ。

引用元:https://www.hochi.co.jp/giants/column/20180807-OHT1T50116.html


クロワッサンとか肘とかクレイジーな面ばっかりフィーチャーされるけどこういう部分見るといい奴なんやなって感じるわ 

2: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:18:41.89
マイペース過ぎるところあるけど基本的には性格いいだろ

5: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:20:30.23
潜在能力は間違いなくある
あとは何かのきっかけで爆発させるだけ

46: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:39:51.11
>>5
毎朝試合前に地球儀見せて洗脳しよう

15: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:24:55.51
打撃の方のスタミナが無いのかね
シーズン初めは首位打者になってたんやし

10: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:22:55.35
代表戦は呼ぶべき

25: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:31:45.25
一瞬だけ打ちまくる時はなんなんだ

28: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:33:03.38
体力がない
これに尽きる

30: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:33:48.56
大田だって巨人時代はなんJ民の大半から
「根本的にセンスない」ってサジ投げられてたけど今は日本ハムで頑張ってるやん
決めつけるのは早い

33: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:34:49.49
マンガみてーなセリフだな

34: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:35:03.15
一応セリーグ平均捕手OPSよりは上やで小林

41: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:38:22.58
打てないのは確かだけど別にそこまで責められるような成績じゃない
比較対象が敵チームの捕手じゃなく全盛期阿部ってのがかわいそう

48: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:40:09.69
>>41
ONと比べられた原みたいなもんかね
まあ前任者が凄いと期待されるのは当然の流れやろうけど

51: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:41:52.95
原と小林を一緒にするならせめてカルビぐらいは打てないと説得力無いわ
休めばたまには打てるんだから今の使い方しか無いんや

69: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:49:47.98
打てないショートが西武いって一定レベルの打撃身につけてるわけで
小林も打てるようになる可能性はあるで

76: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:52:48.99
マイコラスは小林いなかったらあんなに活躍できなかったと思う
本人もコバヤシとともに成長した3年間とか言ってたし

81: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:55:48.25
リードはいくら上手くても数字に残らないから評価されないんだよなあ
三割二十本くらい打てば直ぐ認められる

79: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:54:03.35
田尾が打撃良くなってるからこれから率上がるって今日の記事になってたな
なお田尾の信憑性

19: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:25:29.66
今シーズン初めぐらい打ってくれや

64: 風吹けば名無し 2018/08/07(火) 16:46:05.78
小林は打撃もできるとワイは信じている

引用元:http://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1533626287/

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